2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

EXPO : 人類の進歩と調和

おととい、知り合いの役者さん、浅野千鶴さんがご出演なさっているお芝居を観に行った。千鶴さんの作品についてしたためるのは、これが2度目になる。そのお芝居、『エキスポ』というタイトルなのだが、ご想像の通り、1970年大阪万博当時が舞台である。とは言…

サイボーグの"Post-Modern Times"

昨日、友人のライブを観に行ってきた。彼が奏でた音楽はとても味わい深く、小生はひたすらに聴き入っていた。そんな中、彼が歌っていた言葉の中で、聴き入っていた小生を、しばし思索に誘うものがあった。正確には覚えていないのだが、こんな感じだったはず…

現実の外縁と虚構とその狭間で。

おそらく、こうしてしたためているこの記事は、何回かに渡って記していくことになると思う。 というのも、小生自身に少しばかり整理しきれていない部分があるからである。 何について書くのか、それをまず語るも良し。 しかしながら、タイトルがそれを想起さ…

結果論

「結果論」という言葉は諸刃の剣だと思っている。時にそれはプロセスを無に帰し、また逆にプロセスへの注目を促すこともある。言葉の用い方、同じ言葉を使うにしても、それが最終的に何への指向性を持つのかには常に気をつけていたい。自分が用いるときにも…

抱負に代えて

2017年というやつが始まってから、早や十日が経とうとしている。 この時節、巷は”抱負”なる名を冠せられた文言が飛び交う。 新年の、あるいは、新成人ならば”大人”としての、実にヴァラエティに富んだそれは、時として、聴く人の身までも引き締まる思いにさ…

”夢の最中”

最近、「夢」というモチーフによく出会う。 出会う、というか、小生自身が「夢」というものを意識する傾向があるのかもしれない。 12月の半ば、小生は友人の役者さんのお芝居を観劇させていただいた。 『夢見るふたり』 という芝居である。 このお芝居、とて…